A級なB級。

ひつまぶし

炭焼うなぎ 喜多川(三重県四日市市)
総合評価:★★★★(4.0)
2010/6/20

 鰻は関東と関西では開き方・焼き方が異なる。関東は背開きにし白焼きにし蒸してから蒲焼き、関西は腹から開きいて素焼きにしすぐタレをつけて焼く(中部は色々)。切腹ネタ等、鰻の蒲焼にまつわるウンチクを語りだすと切りがないのだが・・・名古屋周辺には蒲焼だけでなく、"ひつまぶし"という鰻文化がある。

 ひつまぶしとは一言でいうと、細かく切った鰻が載った鰻丼なのである。発祥は、多人数で取り分けを容易にする為とか、戦後の物資難の時に少ない鰻を有効活用する為とか、これまた諸説飛び交う。
 発祥の店は名古屋のいば昇や熱田蓬莱軒説が有力。中部地方の鰻屋さんのメニューには普通の蒲焼に加え、このひつまぶしが必ずラインナップされる。四日市の喜多川はお値段高めのお店なのであるが・・・

 
名物としてひつまぶしがしっかりとメニューに載っている。ちなみに喜多川の鰻はトップの画像の通り、白焼きと蒲焼の中間位の焼きであるところが他店にない特長だ。鰻本来の旨さが際立つ。これだけの良い鰻が高級なお店でも2,000円台。安いなぁ。
 いつもは鰻丼派なのだが、たまにはひつまぶしも良い。

 この様にお櫃に入ったご飯に細切りの鰻が載り、薬味としてみじん切りの葱・わさび・だし汁(orお茶)が付属する。
 食べ方。大抵、この様な手順書が置いてあるはずだ。

 3つの味を楽しめる。

・1膳目 そのまま食べる。
・2膳目 薬味を投入。
・3膳目 お茶漬けに。
 まずはしゃもじで1膳分を茶碗に取り分ける。うちではここでガシガシとお櫃の中で最初に鰻を混ぜてしまうが、ビジュアル的には鰻を崩さない様切り分けて盛りつけるのが良いと思う。
 1膳目。タレと鰻の脂がご飯に良く染み渡り、表面はカリッと、中はふんわりした関西風の焼きの食感が炭火で焼き上げられた香ばしい風味と合わさり・・・幸せ。
 2膳目には薬味の葱を載せて。清涼感が加わり、1膳目とは全く別の味わいになる。これまた旨いなぁ。
 3膳目。上記にわさびを添えてだし汁をじょろじょろっと掛けてお茶漬けに。鰻とわさびの組み合わせって殺人的に合うんだよなぁ。さらさらっとかき込む。

 最初にお櫃の中身を十字に切って4等分し、3種類の食べ方を順に進めた後、最後の1膳は最も気に入った食べ方をリピートするという食べ方も推奨される。

 お持ち帰りも可。熱を出して家で寝ている息子に、鰻を食べたことがばれるとギャーギャーうるさいのでお土産に。


 この辺はとにかく鰻屋が多い。三重県の県庁所在地の津市に至っては、人口当たりの鰻屋密度が日本一らしい。笑っちゃう位の大盛り店も多数あり。


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[評価]
大盛り度 ★★★★ 4.0 大盛りも可。
価格 ★★★★ 4.0 この品質でこの価格はなかなかのもの。
★★★★★ 5.0 ここだけの味だ。
接客 ★★☆☆☆ 2.0 残念ながら天は二物を与えずか。少し無愛想。
ファミリー度 ★★★★ 4.0 テーブル・お座敷あり。お座敷はお子ちゃま不可。何があるんだろう?
リピート度 ★★★★★ 5.0 四日市で鰻と言えばここで決まり。
総評 接客と味は別と割り切れば問題ないが、人気店なので行列がちょっとねぇ。

[データ]
店名:炭火焼 うなぎ 喜多川
住所:三重県四日市市昌栄町9-13
電話番号:0593-55-2288
営業時間:11:30〜14:00,17:00〜20:00
定休:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:あり

価格:ひつまぶし2,350円

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