間欠泉の温泉
湯ノ沢間欠泉 湯の華 総合評価:★★☆☆☆(2.3)
広河原温泉(山形県飯豊町)
2008/08/10
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入湯可能な間欠泉があると聞き、その温泉を目指す。くねくねと山道を登って行くと、わき道にそれる案内看板を発見。その前で他県ナンバーの車が入ろうか入るまいか迷っている。
「1.5kmだったら行ってみようよ」と言う女房の一声でその車を追い越し細い道に入って行くと・・・ |
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PTの車幅ぎりぎりの橋が次々と行く手を阻み、 |
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なんか崖はやばそうに崩れてるし、反対側はガードレールなしの崖だし、道路は亀裂入りまくりだし・・・いつの間にか舗装道路はダートに変わっている。アメ車にはきついなぁ。 |
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数km置きに看板がある。いつまで経っても目的地が見えてこない。ナビは既に道なきところを迷走しているし・・・1.5km?15kmの間違いぢゃないか!。 |
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もう戻ろうかな?と思う絶妙な位置にかなりベタな温泉ののぼりが出現する。道は間違ってない様だ。 |
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という訳で今更後へは引けず、延々とこの風景の中を砂煙を上げながら突き進む。道の凹凸がだんだん激しくなってきてる様な気がする。
どうやらうっかり本物の秘湯に足を踏み入れてしまったらしい。 |
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突然、立派な施設に出くわす。ここがゴールか。ほっとしたのもつかの間で車を降りた瞬間、アブと蜂の集団に襲われる。うわ〜ん。温泉に向かってダッシュだ。 |
配置(女湯) |
配置(男湯) |
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お湯は赤茶色の濁り湯。アブ撃退用のハエ叩きが常備してある。 |
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そして間欠泉のある露天。混浴だがタオル着用可だ。間欠泉を目の前で見ようと外に出るが・・・またしてもアブの集団に襲われ、内風呂へ逃げ帰る。
仕方がないので息子と交代で屋内から間欠泉が噴出す瞬間を見張る。 |
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しばらくすると・・・露天風呂中央より噴水の様にお湯が噴出してきた。高さは2m位か。1〜2分ほど噴出は続き、またもとの静かな水面に戻る。噴出の原動力は炭酸ガスだ。
1日のピーク時には5mまで噴出するらしい。噴出間隔は10〜20分の様だ。
お目当ての間欠泉が見れたので帰ることにする。外に出た瞬間またアブの集団に襲われた。うわ〜ん。車の中もアブだらけ。もう来ないよ。ぷん!ぷん! |
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[評価]
泉質 |
★★☆☆☆ |
2.0 |
価格 |
★★☆☆☆ |
2.0 |
施設 |
★★★☆☆ |
3.0 |
秘湯度 |
★★★★★ |
5.0 |
ファミリー度 |
★★☆☆☆ |
2.0 |
リピート度 |
☆☆☆☆☆ |
0.0 |
清潔度 |
★★☆☆☆ |
2.0 |
混雑しない度 |
★★★☆☆ |
3.0 |
[DATA]
住所:山形県飯豊町大字広河原字湯ノ沢448-2
電話:0238-78-0045
営業時間:09:00〜16:00
定休: 5月1日〜11月初旬営業
駐車場:あり
料金:大人600円、小人(小学生以下)300円
設備:鍵付きロッカーあり、石鹸・シャンプーあり、シャワーあり、貸しバスタオルあり(300円)、貸し浴衣あり(300円)
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給湯方法:源泉掛け流し(内湯は加熱あり)
効能:きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
泉質:ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物温泉
泉温:35.1℃
pH:6.6
湧出量:
源泉名:広河原温泉
必要装備:虫除け(盆前後の1週間はアブとハチが激し過ぎ危険)
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感想:本物の秘湯はお断りだ。 |