ガソリンスタンドの湯
ENEOS 鳴子SS
鳴子温泉(宮城県大崎市)
総合評価:−(−)
2009/12/29
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いわゆる"ガソリンスタンドの温泉"は3箇所存在する。「出光宇佐美
20号甲府中央SS」「宇佐美 旧19号瑞浪SS」そしてこの「ENEOS鳴子SS」である。先の2つはマニア的にも有名所であり情報もそこそこあるが、この「ENEOS鳴子SS」になるとなぜか極めて情報量に乏しい。
しかしながら3大ガソリンスタンドの湯制覇を夢見、鳴子温泉に降り立った。途中も至る所で温泉の湯気が立つ。「湯けむりの町」の所以たるところである。
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駐車場に到着。ここでももくもくと湯けむりが立つ。 |
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鳴子温泉の中心街から1kmほど国道47号線を進むと、道沿いにENEOSのガソリンスタンドがある。ブロック塀の向こう側に・・・その温泉はあった。 |
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が、ブルーシートが被せられている上に雪が積もっている。覆いも撤去されており、とても入湯できる状態ではない。
この源泉は元々消雪用に地下水を引いたものに、有志がポリバスを設置したもの。厳密に言うと「ガソリンスタンドに隣接する個人所有の湯」が正しい表現の様である。
よって本来の目的で活躍している源泉は、当然冬場は利用できない。4〜10月辺りが入湯可能時期とのことである。 |
通常浴槽は空で、入湯前に20分間掛けてポンプアップしたお湯を溜める準備が必要。よって事前に予約必須である。最近は給油作業で忙しい時に連絡もなしで突然押し寄せ、給油もしないで温泉に入ろうとする人達が増えているそうだ。正しい依頼ルートは、このポリバスを設置した有志の方にお願いし、その紹介の元にガソリンスタンドを訪れる、の様である。単に「給油すれば無料」という施設ではないことに気を付けよう。
雪解けを待ち、また再トライすることにしよう。
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配置 |
( Now Printing ) |
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と言う訳で鳴子の温泉街を散策。おっ?鳴子のシンボル「滝の湯」だ。共同浴場の王道を行く造りである。 |
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まずは入り口左側にある券売機でチケットを買う。大人150円、子供100円という信じられない価格。実質、入湯税のみなのではなかろうか。すばらしい。 |
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脱衣所。これまたいかにも共同浴場的なシンプルな造り。鍵付きロッカーもある。 |
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浴槽は2つあり、それぞれの浴槽には天井の筒からお湯が注がれる。注ぎ口の真下に入れば打たせ湯だ。手前の大きな浴槽は非常に熱い。 |
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壁を隔てた奥にはぬる湯がある。熱い方にじっと我慢して入るのが通らしいが、やっぱりぬる湯が好きなので、こちらにのんびりと浸かってみる。 |
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湯量は豊富で、ものすごいオーバーフロー量だ。 |
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お湯は白色の濁り湯。すべすべしてとても気持ちよい浴感だ。東北最高の湯と言って良いのではなかろうか。 |
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裏手に回ってみると、源泉と建家内にお湯を運ぶ筒が見える。 |
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温泉街を歩いていると、早稲田大学の学生達が掘り当てたと言う「早稲田桟敷湯」。モダンな造りだ。 |
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なにか洒落た細長い建物を発見。 |
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内部。鳴子温泉の資料館か。 |
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奥には「手湯」なるものがある。 |
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鳴子はこけしの町でもある。公衆電話ボックスもこけしだ。(最近見掛けなくなってきたなぁ) |
[評価]
泉質 |
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価格 |
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施設 |
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秘湯度 |
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ファミリー度 |
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リピート度 |
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清潔度 |
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混雑しない度 |
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[DATA]
施設名: (有)高橋商店 エネオス鳴子給油所
住所:宮城県大崎市鳴子温泉字車湯92-24
電話:0229-82-2322
営業時間:?
定休:?
駐車場:あり
料金:給油すると無料
設備:目隠しの簾
アクセス:古川市方面から鳴子方向へ国道47号線を進み、鳴子温泉郷に入ってから2軒目のガソリンスタンド。
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大きな地図で見る
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給湯方法:源泉掛け流し
効能:
泉質:含鉄単純泉
泉温:38℃
pH:
成分総計:
湧出量:
源泉名:高橋智子の湯
必要装備:お風呂セット
浴槽:内湯(?)×1
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感想:なんとなく"マニアには荒らされたくない"的なオーラを感じる。 |