- 水出しコーヒーへの挑戦 -
なにげに流行っている水出しコーヒー。寝る前に仕込めば朝にはなんともまろやかなおいしいコーヒーのできあがり。豆を水に浸して漉すだけの道具入らずの簡単なものから、専用器具を自作してしまうものまで様々な方法が氾濫中。敢えて専用器具を買わずに、その試行錯誤の記録なのだ。
1.お試しバージョン
まずは水出しコーヒーがどんなものかちょっと試してみたい方にお薦めな方法。普段コーヒーを入れるときに使う、最小の道具でOKだ。
|
電動コーヒーミルでかなり粗めに挽いた豆を適当な容器に入れ・・・
(BRIEL MEC-5009Jの一番粗い設定) |
|
通常のコーヒーと同じ比率で水を入れ一晩(約8時間)待ち、フィルターで濾過してみる。うーん、ちょっと薄いかも。豆が粗すぎる?でも水出しコーヒー特有の、なんともまろやかなお味は十分に雰囲気出てるぞ。 |
で、ちょっと細かめ(ミルの目盛り7)で再チャレンジ。ちょっと苦みが出たが若干は濃くなった感じ。アイスコーヒーの様に深炒り豆でないと駄目なのか? |
↓普通に専用容器を買えば簡単なのだが。
2.量産化への道
今度は1Lポットで大量に作ってみる。漉す手間を省く為、お茶用の紙カップに豆を入れてポットに沈める。前回の反省から、豆はもうちょっと細かめの粗め(ミルのの目盛りで3)だ。豆の量は48g。
|
水を入れてみると・・・ |
|
なんか隙間から豆が洩れてるなぁ。 |
|
結局、また漉さないと駄目か。orz |
|
そして一晩冷蔵庫で抽出後、フィルターで濾過。 |
|
なんかまたもや・・・
色が薄いなぁ。やっぱり超深炒りが必要の様だ。・・・続く。 |
↓専用バッグが楽チンなのだが。
3.深炒り
ロースターを自作してみる。生豆専用の網状のロースターでは炒り過ぎになり揮発分を失ってしまう可能性がある為、密閉度の高い容器を自作。
|
100均で良く売っている四角の蓋付き缶を購入。四角の缶を用いたのは回転中に豆が供回りしない様。 |
|
上下にドリルで穴を開け、ボルトを通しナットで固定、回転軸とする。片方のボルトには回す為のハンドルを適当に取り付ける。 |
|
缶の各面にドリルで数カ所穴を開ける。 |
|
バーナーで表面・内側を十分に焼いて塗料およびニスを焼き切り完成。 |
|
豆を入れ、ハンドルを回転させながらがらがらと豆を煎る。 |
|
(右)ロースト前、(左)ロースト後。 |
今回はミルの目盛り3(結構粗挽き)、豆30gに対し4杯分の水で一晩抽出してみる。・・・まだまだ続く。
↓専用豆を買えば簡単なのだが。
4.ついに専用器具に走る・・・
やっぱり豆のローストは生豆からやらないとおいしくないという結論に。
|
仕方がないのでよくありがちなハリオのポットとアイスコーヒー用深入炒り豆を購入。 |
|
フィルターに豆を仕込み・・・上から水を仕込むだけなのだが、 |
|
ここで一手間掛けて・・・回しながら水をゆっくりと入れて行く。ペーパーフィルターでコーヒーを入れるときの要領で。 |
|
するとなんか良い色合いに。 |
|
8時間後にはなんともまろやかな水出しコーヒーの完成だ。 |
TOPへ戻る>>>リストへ戻る
|